ダノンレジェンドは父Macho Uno、母マイグッドネス、母父Storm Catという血統です。Macho Unoは2018年の種付料が$15,000(日本円で約169万円)に設定されています。Macho Unoは半兄がAwesome Againという良血でした。父を1994年エクリプス賞年度代表馬、3歳牡馬チャンピオンに輝いたHolly Bullに迎えて誕生したのがMacho Unoです。Macho Unoは2000年ブリーダーズカップジュヴェナイル(GⅠ・ダート1,700m)でPoint Given、Street Cryを退けて優勝したことで有名です。この活躍により2000年エクリプス賞2歳牡馬チャンピオンに輝いています。産駒もしっかりと活躍しており、近いところではMucho Macho Manがいます。Mucho Macho Manは2013年オーサムアゲインステークス(GⅠ・ダート1,800m)、2013年ブリーダーズカップクラシック(GⅠ・ダート2,000m)を勝利するなど今後種牡馬としても活躍が期待される1頭です。【ダノンレジェンドが引退、種牡馬に】
— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) 2016年11月25日
先日のJBCスプリントなどに優勝した同馬(6歳)は、本日11月25日(金)付けで競走馬登録を抹消した。通算成績は30戦14勝。うち、JRA+地方の重賞で9勝。
北海道浦河郡浦河町のイーストスタッドで種牡馬となる予定。#ダノンレジェンド pic.twitter.com/gR7aGcu6C9
2000年ブリーダーズカップで負かしたPoint Given、Street Cryもかなり強い馬でした。Point Givenは2001年エクリプス賞年度代表馬ですし、Street Cryは2002年ドバイワールドカップ勝ち馬です。Winxの父としても知られていますね。産駒の活躍はStreet Cryが頭2つ分くらい抜けていますが、Macho Unoは平均獲得賞金でマリブムーン、More Than Readyを抜いて$90,000(約1,000万円)となっています。GⅠ馬を5頭輩出し、獲得賞金100万ドル(約1億1,200万円)に達した馬も5頭輩出しています。Macho Unoを繋養しているスタリオンのホームページには日本での活躍馬としてダノンレジェンドの写真もアップされているのが嬉しいですよね。Mucho Macho Man's first 2-year-olds race this year! @AdenaSprings https://t.co/rNY0keI8ue pic.twitter.com/pUNGHaU93Y
— TDN (@theTDN) 2018年3月5日
ダノンレジェンドの祖母Caressingは2000年BCジュベナイルフィリーズ(GⅠ・ダート1,700m)を勝利したGⅠ馬です。そのほかGⅢを2勝しています。1,400~1,800mで活躍しました。Caressingの父はHonour and GloryでRelaunchを父に持ちます。ダノンレジェンドの母父はStorm Catですのでダノンレジェンド自身がコテコテのアメリカ血統ということになります。
ダノンレジェンドはクロスも適度ですし、ミスプロ系、In Reality系、Northern Dancer系、RaiseあNative系、ナスルーラ系など、どの牝馬とも合う血統です。Macho Unoの産駒の活躍を考えますと、50万円はかなり安すぎます。産駒の活躍に期待したいところです。