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血統

ミッキーアイル産駒の注目馬(2018年産)

2018年9月11日に社台スタリオンステーションの種付頭数が発表されました。新種牡馬ではGio Ponti産駒のドレフォンの種付数が207頭でトップでした。キタサンブラックは初年度に130頭もの牝馬を集めました!イスラボニータはキタサンブラックを上回る170頭と凄まじいですね。また、ステイゴールド系の種牡馬の種付数が減少しました。オルフェ―ヴル、フェノーメノ、ドリームジャーニーとすべて昨年より減少しました。リアルインパクトは2018年は手術の影響で大幅に減少していますので2020年産に期待したいところです。


ミッキーアイル産駒はJBISに登録があるだけでも既に65頭が誕生しています。東サラ関係ではジューシージーンの2018、キャロット関係ではマルティンスタークの2018、オリエンタルポピーの2018、フォルテピアノの2018、シルク関係ではベッラレイアの2018、シロインジャーの2018、ミスティックリップスの2018など各クラブでの募集が期待されます!ミッキーアイルは父ディープインパクト、母スターアイル、母父ロックオブジブラルタルという血統で、Northern Dancerの4×5×5×5というクロス1本を持っています。BMSとしてのロックオブジブラルタルは1,200m~1,600mで好走しており、ロジチャリス、タイセイスターリー、ナガラフラワーなど短距離で活躍する傾向が強かったのですが、ジェネラーレウーノ、グレイルなど2,000mでも活躍する馬が出てきています。

ロックオブジブラルタルはデインヒル産駒でしたので父ディープインパクト×母父デインヒルを調べてみましたら、フィエロ、サトノアレス、サトノフェラーリ、エバーブラッサム、レッドサクヤなどがいました。こちらは1,600m~2,000mでより適性が高くなっています。母父ロックオブジブラルタルは母父デインヒルよりも短距離にシフトさせるということが分かります。ミッキーアイルの母スターアイルは現役時代はダート1,000m~1,400mで活躍しました。そこにディープインパクトを持ってきてマイル適性を足してあげることでミッキーアイルが生まれました。スターアイルの母アイルドフランスはアステリックス(父:ネオユニヴァ―ス…アエロリットの母)の半姉です。ステラマドリッドの牝系でラッキーライラックの母ライラックアンドレースにもつながる名牝系です。


<気になるミッキーアイル産駒>
・ショウリュウムーンの2018
父:ミッキーアイル
母父:キングカメハメハ

2010年チューリップ賞、2011年京都牝馬ステークスなどを制したショウリュウムーンの3番目の仔にあたります。母父キングカメハメハによりNureyevのクロスを生じさせ、スピード面の強化を図るだけでなく、サンデーサイレンス3×4という今後注目されるクロスを持ち合わせています。生粋のマイラーになるでしょう。


・スーヴェニアギフトの2018
父:ミッキーアイル
母父:Souvenir Copy

半兄ロワアブソリュー(父:ゼンノロブロイ)は2016年アーリントンカップ2着など1,400m~1,600mで活躍中の牡馬です。サンデーレーシング所属です。こちらもNureyevによるスピード強化に加え、Northern Dancer5×5×5というクロスを持っています。牝系は距離が長いタイプなだけにミッキーアイルを配合してどのような走りを見せてくれるか今から期待が高まります。


・アドマイヤヒラリーの2018
父:ミッキーアイル
母父:Nashwan

アドマイヤヒラリーの2017はオータムセールに上場予定ですね。Highclereのクロスを持っています。ウインドインハーヘアの祖母とNashwanの祖母が同じという妙な血統です。Bustedのクロスも持っており、牝系はあまり中距離~長距離向きではありませんが、血統的にはダービーまで狙えるでしょう。(私のタイプではないLyphardが入っているのでここら辺でwww)

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